皮脂と脂漏性皮膚炎の関係 — 医師の84%が要因と認識【医師50名調査】

この記事の監修者

久保木彰一

久保木彰一

ワイズ製薬株式会社  薬剤師

昭和薬科大学薬学部薬学科卒業 。北京中医薬大学日本校卒業。薬剤師資格だけでなく国際中医薬膳師・調理師免許も保有。大手ドラッグストアーに勤務後、調剤薬局に勤務、神奈川県鎌倉市薬剤師会に所属し、在宅医療を中心に地域包括ケアの一員として活躍。その後、現職のワイズ製薬で化粧品及び健康食品の商品企画開発に従事。お客様の痛い・苦しいを取り除くために日々奮闘中です。プライベートでは二児の父で、育メンを目指しています。

調査・データ2026.07.16 公開 / 2026.07.07 更新

結論:医師の84%が皮脂の過剰分泌を主要因と認識しています。(ワイズ製薬企画/株式会社レン実施)

脂漏性皮膚炎は「皮脂の多い部位」に起こりやすい疾患です。医師50名調査でも、皮脂の過剰分泌が主因として高く挙げられました。皮脂と脂漏性皮膚炎の関係を整理します。

医師が主因に挙げた皮脂(Q22)

この章の要点

医師の84%が皮脂の過剰分泌を主因に挙げました。マラセチア菌(88%)と並ぶ主要因です。

脂漏性皮膚炎の主因として、皮脂の過剰分泌を挙げた医師は84%でした。マラセチア菌の過剰増殖(88%)と並び、皮脂が主要因として認識されています。マラセチア菌は皮脂を栄養に増えるため、皮脂と菌は密接に関わります。

数値テーブルで見る
脂漏性皮膚炎の主因として重要な要因(設問Q22・複数選択・n=50)
項目 選択率 回答数(n)
マラセチア菌(真菌)の過剰増殖 88% 44
皮脂の過剰分泌 84% 42
ホルモンバランスの乱れ 30% 15
ストレス 28% 14
不適切なヘアケア 22% 11
遺伝的素因 18% 9

皮脂とマラセチア菌の関係

この章の要点

マラセチア菌は皮脂を栄養に増えるため、皮脂の多い部位で脂漏性皮膚炎が起こりやすくなります。

皮脂の分泌が多い頭皮・顔のTゾーン・胸元などは、マラセチア菌が増えやすく、脂漏性皮膚炎の好発部位です。皮脂を「取りすぎる」ケアはかえって皮脂の過剰分泌を招くこともあるため、洗いすぎに注意しつつ環境を整える視点が大切とされています。

症状が続く場合は皮膚科の受診をおすすめします。皮脂やベタつきが強く症状が続く場合は、赤み・かゆみが持続・悪化する場合は、自己判断を続けず医療機関にご相談ください。

よくある質問

Q. 脂漏性皮膚炎と皮脂は関係ありますか?

A. 医師50名調査では84%が皮脂の過剰分泌を主因に挙げました(ワイズ製薬企画/株式会社レン実施)。皮脂はマラセチア菌の栄養にもなるため、脂漏性皮膚炎と密接に関わるとされています。

Q. 皮脂を減らせば脂漏性皮膚炎はよくなりますか?

A. 皮脂を取りすぎるケアはかえって過剰分泌を招くことがあるとされます。洗いすぎず、頭皮環境を整える視点が大切で、症状が続く場合は皮膚科での相談が推奨されます。

Q. 皮脂が多い人は脂漏性皮膚炎になりやすいですか?

A. 皮脂の多い部位は好発部位ですが、発症には皮脂・マラセチア菌・肌のコンディションなど複数の要因が関わります。個人差があるため、気になる場合は医療機関にご相談ください。

出典:ワイズ製薬株式会社 企画/株式会社レン 実施(2026年/皮膚科・美容皮膚科医50名/Webアンケート)。調査の全データは【全データ公開】脂漏性皮膚炎セルフケアに関する医師50名調査で公開しています。

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