KADASON薬用シャンプーの7日間使用評価|脂漏性皮膚炎様の頭皮悩みに対するパイロット試験

📌 このページの要点
  • KADASON薬用シャンプーを7日間使用したパイロット試験です。
  • 対象は脂漏性皮膚炎様の頭皮症状を自覚する5名です。
  • 評価項目は、かゆみ、臭い、ふけ、赤み・炎症、ベタつき、抜け毛です。
  • 6症状平均スコアは1日目4.3点から7日目3.0点へ低下しました。
  • 症状別では、ふけ、赤み・炎症、かゆみでスコア低下が見られました。
  • 医師評価では、鱗屑や皮脂などの頭皮所見に変化が確認されました。
  • 本試験は5名・7日間・対照群なしのパイロット試験であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

脂漏性皮膚炎様の頭皮悩みを持つ方を対象に、KADASON薬用シャンプーを7日間使用した際の頭皮状態の変化を評価しました。

対象:5名期間:7日間評価方法:使用前後比較評価項目:フケ・かゆみ・赤み・ベタつき など医師評価ありパイロット試験
本試験は5名を対象とした短期間のパイロット使用評価であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。本製品は医薬部外品であり、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
本研究について(実施体制・出典)
報告書作成日 2026年3月25日
参照元 KADASON 脂漏性皮膚炎介入評価試験 臨床研究報告書(最終報告書 Ver.1.0)
実施機関 LCG(Light Clinic Ginza)臨床研究開発部門
製品提供 ワイズ製薬株式会社(Kadason)
研究責任医師 LIGHT CLINIC GINZA 院長 井出弓子医師

試験の概要

本試験は、脂漏性皮膚炎の症状を自覚する被験者5名を対象に、KADASON薬用シャンプーを7日間継続使用した際の頭皮症状の変化と安全性を確認することを目的に実施されました。

試験デザインは、単群パイロット試験・前後比較です。被験者全員が同一のKADASON薬用シャンプーを使用し、試験開始前と7日間使用後の主観的症状スコア、および医師による頭皮所見評価を比較しました。

項目 内容
試験名 脂漏性皮膚炎介入評価試験
使用製品 KADASON薬用シャンプー
対象 脂漏性皮膚炎様の頭皮症状を自覚する5名
試験期間 2026年3月14日〜2026年3月21日
使用期間 7日間
試験デザイン 単群パイロット試験・前後比較
評価項目 かゆみ、臭い、ふけ、頭皮の赤み・炎症、ベタつき、抜け毛
医師評価 鱗屑、炎症、範囲、皮脂、VAS、IGA/PGA

評価した項目

本試験では、被験者による主観的評価と、医師による頭皮所見評価の両面から頭皮状態を確認しました。

主観評価

  • かゆみ
  • 臭い
  • ふけ
  • 頭皮の赤み・炎症
  • ベタつき
  • 抜け毛

医師評価

  • 鱗屑
  • 炎症
  • 症状の範囲
  • 皮脂
  • 自覚かゆみVAS
  • 医師による全般改善度評価(IGA/PGA)

主な結果

7日間の使用評価において、6症状の合計スコアおよび平均スコアは低下傾向を示しました。

6症状合計スコアの全体平均は、1日目25.6点から7日目18.0点へ低下しました。6症状平均スコアも、1日目4.3点から7日目3.0点へ低下しました。

グラフ1:6症状合計スコアの推移(全体平均)
2821147025.622.021.021.219.019.218.01日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目
グラフ2:6症状平均スコアの推移(全体平均)
542104.33.73.53.53.23.23.01日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目

症状別の変化

症状別では、特に「ふけ」「頭皮の赤み・炎症」「かゆみ」においてスコア低下が見られました。

症状 1日目 7日目 平均変化
ふけ 5.2 3.0 -2.2
頭皮の赤み・炎症 4.4 2.6 -1.8
かゆみ 4.4 3.0 -1.4
抜け毛 4.6 3.6 -1.0
ベタつき 3.4 2.6 -0.8
臭い 3.6 3.2 -0.4
グラフ3:症状別スコアの平均変化(改善幅の大きい順)
ふけ-2.2頭皮の赤み・炎症-1.8かゆみ-1.4抜け毛-1.0ベタつき-0.8臭い-0.4

※マイナス方向=スコア低下(症状の主観評価が軽くなった方向)を表します。

医師による頭皮所見評価

医師による頭皮所見評価では、鱗屑、炎症、範囲、皮脂の4項目について、使用前後の変化を確認しました。

頭皮検査所見では、5名中4名において4項目中3項目以上の改善が認められました。特に、皮脂スコアと鱗屑スコアに変化が見られました。

評価項目 Pre平均 Post平均 変化
皮脂 2.4 1.2 -1.2
鱗屑 2.2 1.2 -1.0
炎症 1.6 1.4 -0.2

※スコアは0〜3点。0=なし、1=軽度、2=中等度、3=高度。

頭皮写真による記録

本試験では、試験開始前と7日間使用後に、各被験者の頭皮写真を撮影しました。以下では、同一部位の使用前後の記録を掲載します。

被験者 001
使用前被験者001 使用前の頭皮
7日後被験者001 7日間使用後の頭皮
被験者 002
使用前被験者002 使用前の頭皮
7日後被験者002 7日間使用後の頭皮
被験者 003
使用前被験者003 使用前の頭皮
7日後被験者003 7日間使用後の頭皮
被験者 004
使用前被験者004 使用前の頭皮
7日後被験者004 7日間使用後の頭皮
被験者 005
使用前被験者005 使用前の頭皮
7日後被験者005 7日間使用後の頭皮

個人の結果であり、すべての方に同様の変化を保証するものではありません。

安全性について

7日間の使用期間中、全5名・全35件の体調確認において「変わりない」と回答され、有害事象として記録すべき体調変化は認められませんでした。

一部、使用直後の一過性のかゆみが報告された被験者がいましたが、翌日には軽減しており、重篤な有害事象には該当しないと判断されています。本試験期間中、安全性上の大きな懸念は認められませんでした。

マラセチア真菌検査について

本試験では、副次評価項目として、頭皮におけるマラセチア属真菌の検出状況も確認しました。

Pre/Postのいずれにおいても、全5名・全3ポイントでマラセチア属真菌は検出されませんでした。ただし、本試験はマラセチア陽性患者を対象にした試験ではないため、マラセチアに対する有効性を示すものではありません。

本製品がマラセチアを殺菌する、またはマラセチアを抑制することを示すものではありません。

本試験の限界

本試験は、5名を対象とした7日間の単群パイロット試験です。対照群を設けていないため、結果の解釈には注意が必要です。また、試験期間が短く、被験者数も限られているため、本結果はすべての方に同様の変化を保証するものではありません。今後は、より多人数・長期間での検証が必要です。

  • 被験者数は5名
  • 使用期間は7日間
  • 対照群なし
  • 単群前後比較
  • 主観評価を含む
  • すべての方に同様の結果を保証するものではない

まとめ

今回の7日間使用評価では、脂漏性皮膚炎様の頭皮悩みを持つ5名において、フケ、頭皮の赤み・炎症、かゆみなどの主観スコアに低下傾向が見られました。また、医師による頭皮所見評価でも、鱗屑や皮脂など一部項目に変化が確認されました。

一方で、本試験は少人数・短期間のパイロット試験であり、結果の解釈には注意が必要です。脂漏性皮膚炎ナビでは、今後も頭皮悩みに関する情報や研究・調査結果をわかりやすく発信していきます。

よくある質問(FAQ)

Q1. この試験は脂漏性皮膚炎が治ることを示していますか?
A. いいえ。本試験は、脂漏性皮膚炎様の頭皮悩みを持つ5名を対象にした7日間の使用評価です。疾病の治療効果を示すものではありません。
Q2. KADASON薬用シャンプーはマラセチアを殺菌しますか?
A. 本試験は、マラセチアに対する殺菌効果を示すものではありません。Pre/Postの検査ではマラセチア属真菌は検出されませんでしたが、マラセチア陽性者を対象とした有効性試験ではありません。
Q3. どの症状で変化が見られましたか?
A. 本試験では、ふけ、頭皮の赤み・炎症、かゆみなどの主観スコアに低下傾向が見られました。
Q4. 医師による評価はありますか?
A. はい。医師が鱗屑、炎症、範囲、皮脂などの頭皮所見を評価しています。
Q5. 安全性に問題はありませんでしたか?
A. 7日間の使用期間中、重篤な有害事象は認められませんでした。ただし、すべての方に刺激や違和感が起きないことを保証するものではありません。
Q6. この結果はすべての人に当てはまりますか?
A. いいえ。本試験は5名を対象とした短期間のパイロット試験であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

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本試験で使用した製品
KADASON薬用シャンプー

製品情報を見る

※本ページは、脂漏性皮膚炎様の頭皮悩みに対する使用評価(研究・パイロット試験)の記録であり、製品の販売を目的としたものではありません。本試験は5名・7日間・対照群なしのパイロット試験であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。本製品は医薬部外品であり、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
【参照元】KADASON 脂漏性皮膚炎介入評価試験 臨床研究報告書(最終報告書 Ver.1.0)/実施機関:LCG(Light Clinic Ginza)臨床研究開発部門/研究責任医師:LIGHT CLINIC GINZA 院長 井出弓子医師/報告書作成日:2026年3月25日


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