抗菌・抗真菌作用とは

皮膚にトラブルが起こる背景には、細菌や真菌といった微生物の存在が関係していることがあります。こうした微生物に対抗するのが「抗菌作用」や「抗真菌作用」と呼ばれる働きです。
抗菌作用とは、皮膚に存在する細菌の増殖を抑える働きのことであり、代表的なものにアクネ菌やなどが挙げられます。一方、抗真菌作用は、カビや酵母といった真菌に対して効果を発揮するもので、マラセチア菌や白癬菌などの増殖を防ぎます。
マラセチア菌には抗菌・抗真菌作用どちらがよい?
マラセチア菌には
抗菌・抗真菌作用どちらがよい?
マラセチア菌に対して効果があるのは、一般的には抗菌作用ではなく抗真菌作用と言われいます。マラセチア菌は真菌、つまりカビの一種に分類されるため、細菌に対して有効な抗菌成分では抑制しきれない場合があります。
抗真菌作用を持つ成分は、マラセチア菌の細胞膜を破壊したり、増殖を抑えたりすることで直接的に効果を発揮します。代表的な抗真菌成分にはケトコナゾールやピロクトンオラミン、ミコナゾールなどがあります。
脂漏性皮膚炎に有効なおすすめの成分

脂漏性皮膚炎にとって、抗菌・抗真菌作用が含まれているかは最も確認しなければならないことですが、それ以外ではグリチル酸などの抗炎症作用も合わせて含有されているかなど、他の成分についても確認をしておくと、症状が早く緩和できる可能性が高まります。
まとめ
抗菌・抗真菌作用は、肌トラブルの原因となる微生物にアプローチする重要な働きです。
特に、マラセチア菌などの真菌が関与する皮膚疾患には、抗菌作用ではなく抗真菌作用をもつ成分を選ぶことが症状改善の鍵となります。
スキンケア製品に含まれる抗菌・抗真菌成分は、日常的なケアとして取り入れやすく、ニキビや脂漏性皮膚炎、フケの予防にも役立ちます。ただし、効果的に使うためには、原因となる菌の種類や症状に応じた正しい成分選びが欠かせません。肌の状態に合ったケアを選び、必要に応じて医師の診断を受けながら、健康的な皮膚環境を保ちましょう。
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一般的には抗真菌作用がマラセチア菌には有効と言われていますが、抗菌作用に分類されるサリチル酸でも対策が可能なことが分かっています。